たかぽうのしんのぶろぐ

背筋を伸ばしてまっすぐに

こんな大人になりたくはない

今日の電車はいつもより酒臭い。何だろう、この独特のにおいは。そもそも酒なのか?
シラフの僕は、その酒臭い電車に乗った。そして、壊れかけのイヤホンで森山直太朗を聴いていた。次の駅では、ベロベロの2人組みのスーツ姿のサラリーマンを筆頭に沢山の人が乗車してきた。車内は満員電車とまではいかないが、混雑している。それにも関わらず、2人組みサラリーマンは、話す声が大きい。イヤホンをしている僕にも聞こえてきた。どうやら、酒臭いので、かなり酔っているようだ。近くの人から煙たがられている。

 

聞こえてくる話によると、2人は上司と部下の関係のようだ。部下は、まだ社歴が浅いみたい。明らかに30歳は越えてると思うので、転職したのかな。

 

上司「お前はまだ若いから、何でもできるよ」

部下「いやいや、そんなことないですよ。もう、おじさんですよ」

上司「ただ、もっとシャキッとしなきゃダメだよ。シャキッと。俺が若かった頃は〜」

 

・・・そんな会話が15分ほど続いた。ん〜。僕が苦手な大人だ。僕は30歳を越えている。この30年で色々な大人と出会ってきた。苦手な大人と出会う度に、こんな大人になりたくはないと生きてきた。なりたい大人は沢山いて選べなかった。だから、なりたくない大人にだけはならないようにしないとと気を付けて生きてきた。

 

友達から、たかぽうは「変なトコこだわりあるよね」って言われることがある。確かに自分でもそう思う。多分、これも1つのこだわり。だけど、譲れない。

 

そんなことを考えてたら、すでに、僕は歌にしていた事に気が付いた。

「最高は今ここに」

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