たかぽうのしんのぶろぐ

背筋を伸ばしてまっすぐに

Dear, Summer Friend 2020 夏

連日の雨で、ちゃんと太陽をみていない気がする。GoToトラベルが始まった昨夜の東京も雨は凄かった。まるで、行くなと訴えかけているような勢いの雨量であった。まだメディアでは「第二波」がくるとか、感染者数増加とかのニュースが賑わせている。でも、こんなご時世だけど、夏はちゃんとくる。僕の大好きな夏。関東では来週梅雨明けする予想が出ている。

 

先日、パチスロと野球好きの地元(田舎)の友達から、Spotifyというものを登録したんだけど、オススメの曲を教えてと言われたこも後押しとなり「しんのプレイリスト2020夏」つくってみた。

 

中々、遠くまでどこかへ行こうなんて言えない感じになっているが、海へ向かう車内や、深夜の気怠いドライブをイメージして、プレイリストにまとめてみた。今の僕の気分がまとまった感じがあるのと、片道分の長さがちょうど良いかと。

 

2020年も最高な夏になりますように。

 

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なんでもない雨の日。ステイホーム

東京は連日の雨。梅雨ってこんなに雨降ったっけ。ぼんやりとネットを眺めてたら週末も雨みたい。ツイッターみれば、コロナ関連でモヤモヤするし、せめて天気だけは晴れて欲しいなと思っている。やっぱ、太陽の下で布団干したいし、洗濯物を乾かしたい。猫だって日向ぼっこしたいと思う。

 

とりあえず、気を取り直してアコギの弦を変えて小さな音で鳴らしてみる。最高だ。弦を変えたばかりのアコギの音は尊い。ジャギジャギする感じがたまらない。

 

ふとアコギを始めた当時を思い出した。僕は、アコギの弦を変えるのが苦手だった。張り替えても、うまくチューニングできずにいた。だから友達や父にやってもらっていた。ただ、何となく月日は経ち、路上ライブをやるようになった頃くらいから、自分でアコギの弦を変えられるようになった。何かを続けると少しずつ成長出来るのだと感じた瞬間だった。

 

それにしても、今日は久しぶりに一歩も外へ出なかった。雨だったから散歩も出来なかったし。だから、沢山音楽を聴いた。SpotifyとカセットとCDをグルグルしていた。こっそりとSpotifyで2020サマープレイリストをつくっている。できたら、聴いてください。

 

 

あと「しん・ノンフィクション」も、まだの方は観てみてください。

Vol.6は、ドラマーのナガイ君の人柄や音楽に対するアツい想いがきけます。個人的に最高でした。ナガイ君、協力ありがとう。彼のドラム最高なんだ。

 


しん・ノンフィクション Vol.6

「自分の中に毒を持て」を読んで思い出した学生時代の一コマ

散歩がてら、久しぶりに本屋へよった。語り継がれる1冊コーナーで岡本太郎の「自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか」がこれでもかというほど山積みに売られていた。僕も読んだことがある。衝撃だった。あまり本を読んで来なかった僕ですら、読んだことがあるため、誰しもが読んだことある1冊であることは間違いない。今、自粛期間中に改めて読みたいと思い、即購入。

 

はじめて、この本と出会ったのは高校卒業して大学に入学する春。時間を持て余していた僕の憩いの場の図書館で出会った。その頃の僕は、これから訪れる華やかな大学生ライフを夢見ていた。ドラマで観るような華やかさをイメージしていた。良い感じのサークルに入って、そこで出会った音楽好きの女の子と付き合って、そこそこバイトをして、旅して...など。

まずは大学生=サークルに入るのが何より重要だと思っていた。そんな頃にこの本「自分の中に毒を持て」と出会った。図書館の休憩スペースに、今日の1冊コーナーみたいなのがあって、そこにこの本が紹介されていた。手に取ってコーラ片手に読んでみると、衝撃だった。言葉に重みがあって、当時の僕の心にグサグサささった。

 

その頃の僕は、誰に聴かせる訳でもなく、ひっそりと曲をつくっては宅録していた。曲をつくるのが純粋に好きだった。自分で好きなように歌詞もかけるし、メロディもつくれるし、BPMやジャンルだって気にしなくて良い。そこには自由がつまっていた。僕が日常で感じたことや、モヤモヤしたことを吐き出せる喜びを1人感じていた。かなりラッキーだなと思っていた。

 

大学に入学した。入学式から1週間くらいずっと、大学内でサークルの勧誘があった。学食や広場など至る所にサークル勧誘の人たちがいた。「テニスサークルどうですか?」「フットサルサークルに興味ありませんか?」など声をかけられ、チラシを渡された。その中で唯一、軽音サークルに興味があったため、歓迎会ライブに行った。どんな感じだろうと、歓迎会ライブに行ってみたが、その雰囲気に合わなかった。帰り際に、サークル長らしき人から「この後、皆で打ち上げやるんだけど、君も来ない?来てくれたら、超ロック」的なことを言われ、即行で帰った。帰り道、僕がイメージしていたサークルと違っていたことに頭が真っ白になった。これなら、無理にサークルに入らずに家で曲つくってる方が楽しいし、自分らしくいれると思った。まわりの友達は、皆なにかしらのサークルに入っていた。羨ましいと思う反面、僕は僕のやりたいこと(音楽活動)をやろうと決心した。

 

おそらく「自分の中に毒を持て」を読んで間もない頃であったので、背中を押してくれたのだろう。

 

そんなことを思い出した。あれから10年以上たったが、いまだに音楽活動を続けている自分がいる。

梅雨入り2020

2020年、今年も梅雨入りしたようだ。コロナだから今年はナシじゃなくて、季節はちゃんと巡る。梅雨のジメジメした感じ。なんか懐かしい。小さい頃、おばあちゃん家で友達とかくれんぼして遊んでいたのだが、僕はいつも、押入れに隠れていた。その押入れはジメジメしていて、そのことをフと思い出した。

 

梅雨は、雨がよく降るし、季節の変わり目で風邪を引きやすいし、眠くなるし、でデメリットのオンパレードだが、嫌いではない。好きでもないけど。なぜなら、梅雨が終わると大好きな夏が待っているからだ。この夏がくる感じが良い。

 

夏には、ケツメイシ、サザン、真心ブラザーズなど聴きたい音楽が沢山ある。海や夏祭り、花火、BBQなど大好きが詰まっている。ただ、今年はコロナの影響でどこまではしゃげるかは不明だが、夏を感じたい。2020年の夏は1度しかない。

 

梅雨が明ければ夏がくるというのに、いまだにコロナによる自粛生活は続いている。人通りの多い狭い道や、混んでる電車には、抵抗感がある自分がいる。いつまで続くのだろう。海外のメディアでは、日本はあと1年半〜2年くらいとか出ていた。ただ、自粛ばかりしてられない。緊急事態宣言も解除されたし、自分のできることを発信していきたい。

 

 

「しん・ノンフィクション」

Youtube「たかぽうOFFICIAL CHANNEL」にて随時、公開中です。現時点でvol4まで公開してます。まっすぐによろしくお願いします。

 

https://www.youtube.com/channel/UCevrxWmIhnT7KI98fddGWdA/featured

 

美空ひばりとおばあちゃん、そして孫へ

東京は1日雨が降っていた。夜、僕は友達とラーメンを食べに行った。別れたあと、1人遠回りして散歩して帰った。夏がくる感じの気温。少しジメジメしてる。近いうち、東京も梅雨になる。今年も呼吸するように、当たり前に。

 

BGMはSpotifyで適当に流して散歩した。すると、美空ひばりが流れてきた。美空ひばりを聴くと1番最初に想い出すのは、僕のおばあちゃんだ。

 

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僕は、幼少期、おばあちゃん家によく預けられていた。おばあちゃん家は、僕を王様にしてくれる。お腹一杯と言っても、近所のおばちゃんからもらったリンゴが出てきたり、おばあちゃんのポタポタ焼きのせんべいが出てきたりした。いつだって、僕に優しくしてくれた。よく、親の言うことは、ちゃんと聞くようにと言われた。幼い僕は、ずっと、頷いていた。おばあちゃんは、人が好きだった。デパートまで買い物に一緒にいくと、エレベーターで一緒になっただけで、知らない人に話しかけて仲良くなったりした。僕は社交的で、誰にでもキャッチーな、おばあちゃんが大好きだ。

 

ある日、おばあちゃんと2人で古ぼけた黒い小さなブラウン管のテレビで歌番組を観ていた。そこで、美空ひばり川の流れのようにと愛燦燦を歌った。

 

僕は、小さいながら、すげー良い曲だなとブチ上がった。そしてブラウン管の画面を夢中になって眺めた。美空ひばりが歌い終わってCMになった。

おばあちゃんの方をチラッとみたら、おばあちゃんの目から涙が出ていた。

「おばあちゃん泣いてるの?」

おばあちゃんは「なんだかわかんないけど、涙が出てくるのよ。歳なのかしら?最近、涙もろくてね」と答えた。

僕は、なんて言葉をかけていいかわからずに、ただ、部屋の片隅にあったティッシュBOXを渡した。

 

歌のチカラって凄いなと思った。

 

おばあちゃんは、僕が大きくなってから亡くなった。なんでもない、当たり前の日だった。電車に乗った僕のスマホがなった。父からだった。おばあちゃんが亡くなったとの知らせだった。頭が真っ白になった。

今年、親族で七回忌をやった。

 

今でも、美空ひばりを聴くたびに、あの歌番組を一緒にみた光景が蘇る。

美空ひばりの歌の中に、おばあちゃんがいるかのように。

 

そして、2014年、おばあちゃんの曲をつくった。孫って曲だ。ライブでは、なるべく歌うようにしてる。それほど、僕にとって大切な曲。

 

soundcloud.com

 

バカにされても、褒められても。この曲があるかぎり、僕は大丈夫だと思っている。

僕はいったい何をみせられてるんだと我に返る瞬間がある

今週テラスハウスがまた復活した。毎週火曜日更新のため「火曜日=テラスハウスを観る」が自分の生活のルーティンであった。しかし、ここ数週間コロナの影響で配信をおやすみしていた。

 

それからのテラスハウス復活。まっすぐに嬉しい。ただ、残念なことに放送されるのはコロナ前までのようだ。そりゃそうか。3密だし、クラスターになってしまうから。コロナ前って、果たしてどこまでの放送なのだろう。個人的には、マスク2枚が届くところまで観たい。あと、あの家、自粛期間中どうなんだろう。

 

今回の放送も凄かった。ネタバレになるから、深くは書かないが、今回もハラハラした。「押しに弱い女」アピールが色々なところにちりばめられていた。一方、ピュアな恋愛とかけ離れた大人の恋愛にハラハラした。どこまでがOKで、どこまでがNGなのか?カメラが回っていることを忘れるほどに、にいにいのパンチラインがあった。ここ何回かのテラスハウスを観ていると「僕はいったい何をみせられてるんだ」と我に返る瞬間がある。そこも含めて、テラスハウスなのかも。なんだかんだ楽しんでいる自分がいる。そもそも、テラスハウスなのかモンスターハウスなのかの境もわからないでいる。今はただ、次の配信が待ち遠しい。

 

 

そうそう。昨日「しん・ノンフィクション  Vol.1」が公開された。まだ観てない方は、観てもらえると嬉しいです。まっすぐによろしくお願いします。


しん・ノンフィクション Vol.1

 

 

世の中は、美しくも悲しくもみえる。リアルを発信していきたい

2020年5月11日。東京は真夏日。半袖でも、やかましいほど暑い。夏がくる感じがするこの季節は最高。

早朝、眠気覚ましに少し散歩をする。少しだけであったが、家に帰ると汗をかいていた。早速、エアコンをつけようか迷う。

  • 「エアコンつけて、涼しい環境で、わちゃわちゃはしゃごーよ」
  • 「いやいや、まだ5月だよ?エアコンなんかつけちゃダメだ」

と天使と悪魔が僕に囁く。
結果、僕はエアコンをつけなかった。どうやら、天使が勝った。

 

散歩しながら思ったけど、外出している人が多くなっている気がした。天気が良いからなのか、東京のコロナ感染者数が少なくなってきているからなのかは不明だ。

公園のベンチでは、スポーツ新聞を読みながら酒を飲んでいるおじいさんがいた。自動販売機の横のゴミ箱では、カラスがゴミを漁っていた。細い路地裏に行けば、猫が優雅に日向ぼっこを。世の中は、少しずつ、元に戻ろうとしている気がした。

 

フィルターを通して、世の中は、美しくも悲しくもみえる。僕というフィルターを通してリアルを発信していきたい。

 

 

「しん・ノンフィクション」

Youtube「たかぽうOFFICIAL CHANNEL」にて公開開始しました。

 

今回は、Vol.0 です。

 

まっすぐに、よろしくお願いします。

 

では、良い1週間を。


しん・ノンフィクション Vol.0