たかぽうのしんのぶろぐ

背筋を伸ばしてまっすぐに

ファンベース

令和になってから、何か変わろうと。

僕は、本を読むようになった。

 

 

それまでの僕は、あまり本を読んでこなかった。

最近、音楽製作、映画鑑賞、飲みに続き、読書が入ってきた。

 

 

ここ最近、僕が読んでいる本は元電通佐藤尚之さんの「ファンベース」だ。

 

 

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本屋で、ちょくちょくこの本が、激推しされていたので知っていた。

しかし、読んではいなかった。

 

 

きっかけは、先週くらい。

ある日、ツイッターをぼんやり眺めていると、ラッパー/トラックメイカーのdodoさんの記事が流れてきた。

 

 

book.asahi.com

 

 

この記事をみて、僕は背筋が伸びた。

まさか意外にも「ファンベース」を激推ししていたのだ。

インタビューでは「バイブルと言っても過言じゃない」とまで語っている。

ちょうど、その日、dodoさんの曲を聴いていたこともあり、これは買うべきだ。

と思い速攻で近くの本屋へ買いに行った。

 

 

ざっと、一気に読んだが、僕にも、まっすぐにスッと入ってきた。

これは、すごいな。今の時代だからこそ、グサグサ刺さる。

 

 

僕は、もう一度、ゆっくりと、穏やかな気持ちで、読み直そうと思う。

大切な一冊になった。

 

 

 

今夜は、もうちょっとだけ、ギターを弾いて寝ようと思う。

その前に、しっかりと歯磨きをして。

僕とBUMP、君にBUMP

BUMP OF CHICKENのニューアルバム「aurora arc」をまっすぐな気持ちで聴く。

 

 

www.bumpofchicken.com

 

 

すげー良い。

 

たまに、カラオケでBUMPを歌うと、友達に「BUMP歌うとか意外」って言われるけど「どこら辺が意外なんだろう?」と思う。

 

むしろ、基本だと思う。

めちゃくちゃ好きだし昔流行ったmixiのプロフィールに「尊敬する人、藤原基央」って書いてたくらい。

 

確実に青春時代に影響を受けたミュージシャンである。

 

きっかけは、中学の時。

テスト前日、深夜のラジオで天体観測が流れて、とんでもない曲が流れたぞ!と思わずペンが止まり、一人ブチ上がった記憶がある。

 

 

www.youtube.com

 

 

その当時、給食の放送でも、一時期、天体観測がヘビロテで流れていた。

あと、エミネム

 

 

僕の席の斜め前の女の子が、授業中ずっと、ノートで落書きしてるから何書いてるんだろうと、チラッとみたら、ライオンの絵とBUMPの「ダンデライオン」の歌詞を書いてて、ブチ上がった。

 

地味な子で、普通に好きになった。

 

結局、その子とはクラス替えでクラスがバラバラになってから

全然喋らなくなったんだけど。元気なのかな。

 

その子が「ダイヤモンド」のシングルの2曲目の「ラフ・メイカー」が1番好きって言ってたから、今でもたまに「ラフ・メイカー」を聴くとその子を思い出す。

 

 

僕は4枚目の「ユグドラシル」というアルバムまで熱心に聴いていた。

BUMPは隠しトラックまで名曲が多く最高だ。

 

 

好きな曲はいくつもあるのだが、特に想い入れが強い曲を5曲選ぶとしたらこんな感じになる。

 

 

 

fire sign

open.spotify.com

 

しんの名曲。この曲は、BUMPで1番聴いたかもしれない。

マジでぶち上がるし、いつ聴いても最高。

 

 

「ホリデイ」

open.spotify.com

 

シングル「スノースマイル」の2曲目なんだけど、初めて聴いた時は、完全にやられた。休日の朝に聴くと背筋が伸びる。

 

 

「K」

open.spotify.com

 

高校時代、文化祭のコピーバンドでBUMPをやるなら「アルエ」か「天体観測」ってイメージがあった。ただ、僕の大好きな先輩バンドが、この曲をやっていてぶち上がった。

 

 

スノースマイル

open.spotify.com

 

冬になると、無性に聴きたくなる1曲。こんな素敵な恋愛に憧れる。今でも、憧れている。

 

 

「オンリーロンリーグローリー」

open.spotify.com

 

この曲を聴くと僕も闘わなきゃと、やる気がみなぎる。

高校時代、好きな子から何日もメールが返って来なかった時によく聴いていた記憶がある。

この曲から「まだ大丈夫」「僕ならできる」「メールは必ず返ってくる」と元気をもらった。

 

 

 

 

 

ありがとうBUMP。

ほんものの感動をありがとうございます。

思わず、クスッと笑ってしまう。それは優しさ②

僕はヤフー知恵袋が好きだ。

 

 

ジャンル問わず、色んな質問やコメントがあるからだ。

 

 

 

たまに、ハッとさせられる質問や有益なコメントがあってテンションが上がる事がある。

 

 

 

 

帰りの電車、僕は乗り換えのタイミングで

何気なく、ヤフー知恵袋を眺めていた。

 

 

 

すると、普段考えたことも無い鋭い質問があって、思わずクスッと笑ってしまった。

 

 

 

いや、質問者が真っ直ぐな気持ちで投稿したのなら、クスッと笑うのが失礼だったかもしれない。

 

僕は、3分の1くらい残っているペットボトルのお茶を取り出して一気に飲み干した。

 

 

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Hello , Good

画家のミノケンさんから「” Hello , Good ”   Kentaro Minoura」が届いた。

 

minourakentaro.com

 

 

 

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おだやかな気持ちでゆっくりとページをめくる。

 

 

「すごい」

 

 

その一言だった。

 

 

僕は、絵のことはあまりよくわからない。

絵のタッチがどうとか、この絵はあの画家に似てるとか。

 

 

 

ただ、間違いなく僕の心に響いた。

 

 

 

と同時に

僕も、頑張らなきゃというラッキーをもらった。

 

 

 

本当に「続ける」ってすごい。

歳を重ねるにつれ、仕事とか家庭とかお金とか色んな問題が僕らを困らせてくる。

 

 

ただ、どんな形でも

負けず、まっすぐに自分に正直になって続けること。

 

 

 

 

そこに答えと勝負がある。

 

 

 

 

改めて、考えさせられた。

 

 

そう言えば、こないだ久しぶりに会った学生時代の後輩に

 

後輩「お久しぶりです。先輩は、まだ音楽やってるんですか?」

 

僕「もちろん。やってるよー」

 

後輩「30歳なのに、、、まだやってるんですね。いつまでやるんですか?」

 

と言われて

僕は、ちょっとピリついてしまった。

 

 

「逆に、続けてちゃいけないの?それ失礼じゃない?」

と考えたけど、言ったところで無駄だと思って、適当に「ネバーじゃね?!」と返事をしておいた。

 

 

正直、少しテンションが下がった。

それでも、彼を見返してやりたいという気持ちが大きかったかも。

 

 

 

 

 

その帰り道、僕は一人「せい家」に行った。

 

www.seiya.tokyo

 

そして、僕は、いつものように

ラーメンとライスを注文した。

 

いつもは、小ライスのところ、大ライスにした。

 

 

 

お好みは、まっすぐに

「麺固め、味こいめ」で。

 

 

注文したラーメンが机の上に置かれると

生姜とにんにくを入れて速攻で完食した。

 

 

 

 

店を出る時、

店員さんの「ありがとうございましたー。忘れ物ないように」の声がいつもより

優しく聞こえた。

 

こんなはずじゃなかった〜ストレス発散法

最近は、あまり行かなくなったけど、去年とかは月1くらいのペースで見ず知らずの居酒屋へ一人で行っていた。

 

串焼きをツマミにハイボール片手、自分を俯瞰してみる。

 

そして、ある程度、気持ちを落ち着かせたら、ぼんやりと人間観察を始める。

 

大切なのは、長居せずにサクッと帰ること。

 

そんなことをやっていたのをふと思い出した。

 

と言うのも、ある人から

「普段ストレス発散でどんなことしてるの?」

と質問されて、そういえば、定期的に行っていた一人飲みもストレス発散になっていたなと。

 

 

その質問に対して僕は

「一人で飲みに行く、、、、いや、曲をつくることですかね」と答えた。

 

 

 

「曲をつくること」

正確には、ストレス発散だけではない。

 

  • ハッピーな気持ち
  • 悲しい気持ち
  • モヤモヤした気持ち
  • まやかしの気持ち
  • アゲアゲな気持ち
  • まっすぐな気持ち

 

など。

 

色んな気持ちを曲に込めては、吐き出してきた。

 

 

こうやって、吐き出すことがあるってラッキーだなと改めて思う。

 

 

僕は、質問してくれた人に

「逆に、ストレス発散は何ですか?」と尋ねた。

 

 

 

「ゴルフです。ゴルフしているときは、余計なことを考えなくて済むから、気が楽なんですよ。全てを忘れさせてくれる。」と回答してくれた。

 

 

 

 

なるほど。

 

 

 

僕は「そうなんですね。ゴルフ全くわからないんですが、それは、かなりラッキーなやつですよね」と答えた。

 

 

なぜか

その場に「?」みたいな空気が流れた。

 

 

僕は慌てて「いや、ゴルフやったことないんで、今度教えてくださーい」と元気に言った。

 

 

すると嬉しそうに「打ちっ放し行くとき、誘うね」とニコッと言われた。

 

 

 

 

 

 

こんなはずじゃなかった。

 

 

 

 

 

 

 

曲が出来そう。

高校時代の男友達から突然ラインが来た理由

昼間、ベットの上に無造作に置いてあった僕のスマホが鳴った。

 

 

からし

ラインのメッセージだ。

 

 

 

おそるおそる画面をみると

高校時代の男友達からだった。

 

 

もう彼とは、5、6年くらい連絡をとっていない。

 

 

 

僕は、久しぶりすぎて、心が騒ついた。

 

 

 

急になんの用だろう。

 

 

考えられるのは・・・

 

 

  • 結婚式の招待
  • 同窓会のお誘い
  • 「元気?」などの状況確認
  • 高校時代の特定の友達の連絡先を教えて欲しい

 

 

とかかな、と思った。

 

 

 

そして、ゆっくりとラインを開くと

 

 

 

 

 

 

 

スマホ向けゲーム「ディズニー ポップタウン」の招待だった。

 

poptown.sundaytoz.com

 

 

ん?

 

 

 

 

 

僕は、まっすぐに動揺した。

 

 

 

5、6年ぶりの連絡で“スマホゲームの招待?”

 

 

 

 

おそらく、ラインで友達を招待したら、

ポイントやアイテムがもらえる仕組みになっていて

連絡してきたのだろう。

 

 

 

彼は、高校時代、優しくてイケメンで足も早くて

みんなから愛されていた。

 

 

 

 

僕自身、話しやすくて大好きだった。

 

 

 

 

しかし、この連絡には「残念」な気がしてならない。

 

 

 

 

いや、待てよ。

 

 

 

一瞬、ボケなのかと思って、返事をしようと考えたけど

彼は、一度もボケたことがない。

 

 

 

これは、きっと彼からのまっすぐなメッセージだ。

 

 

 

僕は、なんの返事もしなかった。

 

 

 

 

そして、

ゆっくりと彼をブロックした。

そして時は2019年11月14日

昨日は1日中、体調不良でずっと頭がぼーっとしていた。

 

おそらく、高熱があったが、あえて体温計を使わなかった。

 

昨日から、風邪薬は飲んでいたのと、ぐっすり沢山寝たので

今日の昼過ぎくらいから、大分体調が回復した。

 

体調不良の原因は、連日の夜の散歩だろう。

 

寒いのに、薄着の格好で公園のベンチに座り

「ふ〜」と一休みしている場合じゃなかった。

 

 

僕がバカでした。

 

 

身体は正直でまっすぐだ。

ちゃんと、危険を知らせてくれる。

 

 

風邪薬のおかげもあって

体調の回復とともに

11月14日、僕は、またひとつ歳を重ねた。

 

 

 

 

昨日、そして誕生日の今日の2日間

ずっと小沢健二を聴いている。

11月13日(水)発売のニューアルバム『So kakkoii 宇宙』だ。

 

 

ボーカル入りのオリジナルアルバムとしては『Eclectic』(2002年)以来のようだ。

 

 

僕は、自分の誕生日以上に聴くのが、楽しみで仕方なかった。

 

 

実際に、聴けば聞くほど、とんでもないアルバムで、背筋が伸びる。

いや、すでに伸びきったのかもしれない。

 


小沢健二『彗星』MV Ozawa Kenji “Like a Comet”

 

今も、このブログを書きながら、聴いている。

もう何回目のリピートだろう。

 

 

1曲目「彗星」の出だしの歌詞から、心にグサグサきた。

そもそも、1曲目から「彗星」って。

 

 

最高か。

 

 

10曲目「薫る(労働と学業)」からリピートで1曲目「彗星」にいく流れも

ブチ上がる。

 

 

 

僕は、完全に、小沢健二にノックアウトされた。

 

 

 

やっぱ、最高。

世界観と多幸感が半端ない。

 

 

こないだの東京ライブへ行けなかったのが悔やまれる。

ただ、来年ツアーをやるようなので、絶対行きたい。

 

 

 

僕は、風邪薬を手にとり、

コップ一杯の水で一気に飲み込んだ。