僕の成人式〜成人式には魔法がかかっていた〜
今日は、今年の目標を考えながらギターを弾いたりした。そういえば、今日は成人式。テレビでは高校サッカーがやっている。まさに青春。今年の成人式は、自粛などもあり、みんなそれぞれ、色んな想いがあったと思う。
僕も皆んなと同じように成人式があったなと当時を思い出した。
イケイケグループでもない普通の僕は、仲良いメンツ数名とスーツで会場へ行ったっけな。会場に着くと、イケイケグループが、袴姿で登場してきて皆を沸かせていた。
成人式は、会場にいるみんなが主役であるため、いわゆる普通の僕でもなんか、気分が良かったのを覚えている。
中学卒業以来、久しぶりに会う地元の友達。
中学の時、控え目で勉強ばかりしていた友達は、いかにも「メンズエッグ読んでます!」みたいな日焼け&髪型になっていたり、逆に野球部でイケイケだった友達がアイドルオタクになっていたり、色々ブチ上がったのを覚えている。
みんな成長していて顔と名前が一致しない友達も居た。
「おー久しぶり!」とテンション高めに話しかけられて、僕も「わー!久しぶり!元気?」と勢いで答えたけど、3人くらい誰だかわからないまま、話していた。
皆んなそれぞれのスタイルで変わっていく。成人式に参加している人の中には、子供を連れている同級生もいて大人を感じた。単純にこの年で親になったのかと思うと、宅録で曲を作ってMyspaceにこっそりと曲を公開していた僕とかけ離れすぎていてビビった。と同時に、皆んなが大人にみえた。
成人式には魔法がかかっていて、中学の時、一言も話したことのない同級生とも、なぜか話すことが出来た。これは、時間が経ったことで起きた魔法。
ただ、魔法がかかっていても僕は、中学の時、好きだった子には、話せずにいた。チラッと会場の奥の席の方に姿は見えたんだけど、話しかけることが出来なかった。
後日、友達づてに聞いたのだが、僕の好きだった子は、結婚もしていないし、彼氏もいないそうだ。
別に、どうしたいとかでもないんだけど、なんかホッとしたのを覚えている。
僕は、成人式の日の夜、同窓会的なのには参加せず、いつもの仲良い地元メンツ数名といつもの居酒屋に飲みにいった。どうやら同じ居酒屋の大広間で、同窓会的なのをやっていたみたいで、気まずかった。
そんなことを思い出しながら、2021年の成人の日を過ごした。
Spotifyで、しんのプレイリスト2020冬を公開中です。まだ聴いてない方、良かったら。本年もよろしくお願い致します。
今週のお題「大人になったなと感じるとき」