たかぽうのしんのぶろぐ

背筋を伸ばしてまっすぐに

Gとの遭遇シーズン3〜エンドゲーム・秒速ノックダウン〜

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taka-pou.hatenablog.com

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スーパーに着いた僕は、急いでバルサンとかある害虫駆除コーナーへ向かった。

 

時刻は22時を回っていた。

 

このスーパーは24時間営業なので、本当にありがたい。

 

そして、僕は害虫駆除コーナーでゴキジェットプロを発見した。

www.earth.jp

 

手にとって商品を見てみると

 

ゴキブリに隠れる時間を与えない秒速ノックダウンで、どんなゴキブリも素早く退治

 

とのこと。

 

 

「秒速ノックダウン」

 

 

まさに僕が待っていた言葉だ。

 

 

いや、僕だけでなく全国のG駆除をする者が待っていた言葉だ。

 

 

頼もしい。

 

 

 

即購入!!

 

 

そして、僕は急いで家へ向かった。

 

 

 

「Gはまだ、あの隙間に居るのだろうか」

 

 

 

何度も、不安はよぎったが、まっすぐに信じるしかない。

 

 

そして、家へ到着。

 

 

 

僕は、おそるおそる、Gが居る隙間を覗いた。

 

 

 

・・・

 

 

 

 

無事に、Gの姿を発見。

 

 

 

 

大人しく、その場を一歩も動いていないようであった。

 

 

 

 

 

ありがとう。G。

 

 

 

 

僕はさっき買ったゴキジェットプロを取り出し、手にしっかり持った。

 

 

 

 

遂に、勝負の時。

 

 

 

 

僕は、ゆっくりと大きく深呼吸をした。

 

 

 

Gをやっつけることが出来なかったら、

Gと同じワンルームで一夜を過ごすこととなる。

 

 

 

考えただけで、ゾッとする。

 

 

 

それだけは、絶対に避けたい。

 

 

 

だからこそ、絶対にGを仕留めなければならない。

 

 

 

僕は、そっとGがいる隙間に近づき

ゴキジェットプロの「秒速ノックダウン」を信じて

スプレーを発射させた。

 

 

 

プシュー。

 

 

 

 

 

いけー!!

 

 

 

 

 

スプレー発射と同時にGは、驚いたようにビクッと動き出した。

 

 

 

 

前後に暴れまわるG。

 

 

 

やばい。やばい。

 

 

隙間の奥まで行かれたら、スプレーが届かないから

逃げられる。

 

 

 

 

しかし、僕は、ゴキジェットプロを信じてスプレーを発射し続ける。

 

 

 

 

プシュー。

 

 

 

バタバタと、もがくG。

 

 

 

プシュー。

 

 

 

 

辺りは、スプレーの煙でモクモクしている。

 

 

 

プシュー。

 

 

 

すると、数秒後、ようやくGの動きが止まった。

 

 

 

スプレー発射を辞めて、おそるおそるGをよく見てみると

Gは、固まってノックダウンしていた。

 

 

 

 

これが「秒速ノックダウン」か。

 

 

 

素晴らしい。

 

 

 

 

僕は、勝負に勝った。

 

 

と同時に、Gの居ない快適な睡眠と暮らしを手に入れた。

 

 

 

本当に良かった。

 

 

ただ、油断は出来ない。

 

 

Gは、またいつ、どこで、遭遇するかわからない。

 

 

しかし、今回の勝利は僕にとって、かなりの自信に繋がった。

 

 

僕は、次、Gと勝負する時、間違いなくゴキジェットプロを使わせてもらうだろう。

 

 

再び「秒速ノックダウン」を信じて。

 

 

 

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