たかぽうのしんのぶろぐ

背筋を伸ばしてまっすぐに

のり塩ポテチとコーラと寝ても覚めても

寝ても覚めても」という映画を観た。

http://netemosametemo.jp

昨夜、日付が変わる頃、友達と鳥貴族で軽く一杯やった。

会話は最近観た映画について 「シャザム」最高だったよーとか 「アベンジャーズ/エンドゲーム」のあのシーンが良かったよね。とか 「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」楽しみすぎ。 など いつもと同じような話で盛り上がった。

何気ない会話におかわりキャベツをつまみに、ビールも進む。

すると、そういえば「寝ても覚めても」って映画観た?と不意に言われた。 「観てない。それ面白いの?」 「どうせ、よくある恋愛系のやつでしょ?!」 「まあ、機会があったら観てみるね」 みたいな感じでその会話は終わった。

彼が勧める映画は、いつも僕の好みの映画が多い。 だから、彼を疑う訳ではないけど、恋愛系?っていうのが、僕の心に引っかかった。

翌朝、僕は彼の言っていた「寝ても覚めても」がどうしても気になって ツタヤでレンタルした。

そして、帰りにのり塩のポテチとコーラを買って帰った。

のり塩のポテチをボリボリ食べながら、コーラを一口飲み 映画を再生した。

「あ〜なるほど。恋愛映画の良くある感じのやつか〜。」

「こういうのは、良く知ってるよ」

「なんで、勧めたんだろう。まぁ、せっかくだし、観よー」

しかし、のり塩ポテチもコーラも最高に美味いなー。ガンガン進む。

そして、少し経ったところから、

「ん?」

「なんだ、なんだ?」

「あれれ?」

気付くと、ポテチもコーラも手に付けず、夢中になって 観ている自分がいた。

しかも、体育座りで。

観終わった後、何とも言えない気持ちになった。

これは凄い映画だ。

僕がバカでした。

速攻で、友達にライン した。 「この映画、やばかったわ。。。」と。

ネットでの評判は、賛否両論あった。

でも、間違いなく僕の心に刺さった。

ところどころ、過去の恋愛と重ねてしまい、心が痛くなった。

今は、落ち着いたが、見終わった後、ひたすらその映画をひきづっていた。

目の前の机の上に、 余ったポテチがしけっていた。 コーラの炭酸もほぼ無くなっていた。

居ても立っても居られなくなって、僕は一人スタジオに入った。

まっすぐに曲を作った。

この曲が世に出るかわかりませんが、 いつか、聴いてもらえると嬉しいです。

僕は、スタジオをそのまま1時間延長した。

いつもの缶コーヒーがいつもより、苦く感じた。